音楽をセラピーに生かすための基礎的な理論から、アセスメントの方法、音楽のもつ機能、楽器の活用方法などを解説し、更にそれらを実践で生かしていくために、乳幼児、学齢児、成人といった対象者の年代別での指導のポイントまでを解説していきます。
また、他職種とのチームアプローチについてもインタビューを交え論及します。

乳幼児、学齢児、成人と年代別に音楽療法を行う場合の実践のポイントを一つ一つ見ていきます。乳幼児の場合には母親とのコミュニケーションを引き出すための指導、成人の場合には余暇活動の援助までを視野に入れた指導、また、個々の対象者の行動特性に応じた指導など、具体的にどのような指導プログラムを行うかを紹介します。